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困ってる
2020/01/01

くさび状欠損 h

🦷 くさび状欠損
くさび状欠損とは、歯の根元(歯と歯茎の境目部分)がくさびのような形で欠けたような状態になっているものをいいます。くさび状に欠けてしまっている部分は、その分だけ神経に近くなりますので、高頻度で冷たいものに対して知覚過敏を起こします。また、歯ブラシがその部分に当たると痛みを感じることも少なくありません。くさび状欠損そのものは虫歯ではありませんが、そのまま放置しておくとその部分に汚れがたまってしまい、そこから二次的に虫歯を作ってしまうことがあるので、注意が必要です。
🦷 くさび状欠損の原因
① ブラッシングで歯が削れてしまう歯を磨く時にゴシゴシ力を入れていたり、硬い歯ブラシを使っている場合、歯茎を傷めるので歯茎が下がりやすくなります。そして歯茎が下がるのに伴い、歯茎の中に隠れていた歯根が露出し始めます。すると歯の質が弱い歯根の表面は簡単に削れてしまい、それが積み重なるとえぐれたように削れてくることがあります。② 歯ぎしり、食いしばりをしている日常的に歯ぎしりをしている場合、強い歯ぎしりの力が歯の根元に集中することにより、その部分が欠けてしまうことがわかっています。

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