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2020/01/01
タバコ h
🦷 タバコが口腔内に与える影響
調査によって、タバコが歯周病を悪化させることがわかっています。具体的には、歯周病にかかるリスクはタバコを一日に10本以上吸う人において5.4倍アップ、10年以上吸っている人において4.3倍アップすると言われており、重症化しやすいこともわかっています。タバコが具体的にお口に与える影響として、次のようなものが挙げられます。
① お口の中が血行不良になるタバコの煙に含まれる一酸化炭素は組織の酸素不足を引き起こします。また、タバコに含有されるニコチンによって血管収縮が起こり、血行が悪くなります。② 免疫力の低下ニコチンは免疫力を低下させると言われており、歯周病が発症、進行する恐れがあります。③ 唾液の減少タバコを吸うと自律神経へ影響を及ぼし、唾液の分泌が減ります。その結果、唾液によるお口の中の浄化作用が働きが落ちるため、歯周病のリスクが高まります。④ 傷の治りが悪くなるタバコによって血行が悪くなることで、傷の治りを促す細胞の働きが悪くなり、歯周病の治療をしても治りが悪くなります。