NEWS

コラム
2020/01/01

口元の若返り s

【口元の若返り】口から考える心と体のアンチエイジング
人生の終局に至るまで、求める楽しみの多くに「食べる」「話す」「味わう」など口を動かす行為が関わっており、特に超高齢社会では、生命維持に不可欠な摂食(食べる)咀嚼(噛む)嚥下( 飲みこむ)機能と共に食欲や味覚などの根本的欲求を満たす感覚器の機能に加え、会話や表情筋による口元で示す喜怒哀楽の表現に欠かせない口腔という器官の機能を維持することが不可欠です。近年、先進国では老化に関する関心が非常に高くなっており、老化度診断の受診率も増加傾向にあります。老化度検査や診断がは、病気を治すことや虫歯や歯周病予防だけではなく、より健康になるための医療であるという点です。自身の弱点を知り、それを改善するための食事・運動・ライフスタイルを提案するのも歯科医療の役割となるでしょう

現在のご自分の口の状態をご存知でしょうか?咬み合わせの力を示す咬合年齢、歯や歯茎の状態の歯年齢や歯周年齢、唾液(つば)の状態を示す唾液年齢など全体のバランスを知ってこそ、今後の快適な口の環境の維持に役立つと考えられます。